無事終了!

OBSERVE ♯1 無事終了!
来場いただいた沢山の皆様、ありがとうございました。ただただ感謝感謝です。
会場の奥川さんありがとうございました。
そして何より、感動的な演奏をしていただいた広瀬さん、山内さんありがとうございました。
20数年ぶりに聴いた広瀬さん、圧倒されるほどの迫力だった。と同時に、山内さんの素晴らしさが際立ったライブでした。
私では到底表現できないので、文章にはしません。が、会場の皆さんは「音/サウンド」を感じたはずですし、凄さに震えた筈です。 二人の演奏は表面だけでなく、身体の芯まで浸透したのです。
演奏者と来場いただいた皆さんで、素晴らしい空間を共有できたことに感謝します。
今後も、地道にではありますが、ジャンル(この言葉は使いたくありませんが、便宜上使います)にこだわりませんが、一方の道を選ばず、自身の道を貫き通す、道を極めたアーティストを紹介していきます。
OBSERVEシリーズをよろしくお願いいたします。

心機一転



あけましておめでとうございます。
明るく楽しい一年であるよう、お祈りいたします。

昨年の『バクの夢』主催イベントは、「第10回バクまつり」熊本、大分、福岡、3公演のみでした。
2014年は「原点回帰」とずっと言ってきました。
2015年は「心機一転」です。

大分市内だけの話ですが、最近ではライブハウスや音楽ホール以外にも、カフェ、居酒屋、様々な商店、商業施設等々で、演奏会が開催されるようになり、音楽が身近になりました。
街に音楽が溢れ、誰でもステージ(お客さんの前)に立ち、披露できるような環境ができてきています。
それ自体は、いいことであり歓迎するべき事象だと思います。
ただ・・・・良くないものも良いと言わざるを得ない状況、良いものを良いと言えない状況が出てくる事がイカン!と思うのです。 それは同時に、音楽にあまり触れてきてない人たちを、惑わすことになるとも思うのです。
それなりのキャリアや技量のある人たちは、ある程度のプロ意識(言い方がむずかしいけど)を持って、一線を引いた演奏会もしていただきたいとも思うのです。
仲間内だけのお楽しみ会的演奏会、以上のことも盛り上がって行かなければ、本当の意味での発展はないと思うのです。大分の音楽シーンが、本当の意味で盛り上がってくれるのを期待しています。


尻尾を振りまくっている音楽/ミュージシャン。風見鶏なみに、受ける方向へと変化していく音楽/ミュージシャン。他を攻撃し虚勢を張る音楽/ミュージシャン。媚を売りまくっている音楽/ミュージシャン。万人に迎合する音楽/ミュージシャン。 云々・・・・が、なんと多い事か。
もちろん、過去『バクの夢』のイベントに出てもらった人たちのほとんどが、そんな事とは無縁な素晴らしいミュージシャンです。
ただこれからは、上記した5例とは無縁であり、自身の音楽を頑なに追求し、流されず虚勢を張らず、淡々と飄々とそして堂々と演奏を続けている音楽家/ミュージシャン に出演していただくシリーズ「OBSERVE observe」を展開していきます。その人たちの演奏は、「オープンで外に向き模倣でないエネルギーに充ちた音」であるのは間違いないです。
今後は、『バクの夢』でしかあり得ない、バクが紹介するべき様々なジャンル(この言葉は使いたくないけど、便宜上使います)の素晴らしいミュージシャンに出演していただく予定です。お楽しみに!
要するに、「バクがやらんでも誰かがやる」ものは他に任せておいて、やるべき事をやれば良いのです 笑。



心機一転「OBSERVE ♯1」の詳細です。


2015年 2月8日(日) 17:00時(夕方5時)〜open16:30

1800円(予約・フライヤー持参)、当日2000円

Alma Studio 大分市中央町1-4-4奥川ビル3F(お好み焼ピーターハウス上)



広瀬淳二 T,sax、自作音響装置self_made sound instrument4

1955年3月生まれ

20代で独学でサックスを始め、1981年に自主制作盤「ソロ・サキソフォーン」を発表。

その後、藤川義明イースタシアオーケストラ、富樫雅彦グループ、高柳昌行グループ、初期渋さ知らズ

大友良英GRUND ZERO、植村昌弘P.O.N 等に参加する。

1980年代から自作音響装置(SSI)による演奏も始める。一時期活動を休止するも、2008年に復帰し以後、

中村としまる/芳垣安洋とのトリオ、吉田達也/伊東篤宏とのトリオ、などで活動している。

篠田昌己、内橋和久、秋山徹次、千野秀一勝井祐二、山本達久 等共演多数。

骨太で爛漫な演奏は唯一無二である。



山内桂 sax

1954年生まれ

松山の大学時代より演奏と作曲を始め、T・ホンジンガー、H・ベニンク、D・ベイリー 等の初来日松山公演を主催。以後、会社員の傍ら、地方都市の松山〜大分で自主的な音楽活動を続け、自身の音楽を磨く。

2002年以降音楽活動に専念する。音そのものの響きと、細胞レベルのコミニュケーションによる独自の

”サルモサックス ワールド”を国内外で展開し、着実に世界に浸透させている。

2012年には、自身初制作となる映画「ホフネン」完成。ハンガリーとバクダードの映画祭にノミネート。

2014年には2作目「ハルリ」完成。

自身の美学を追求する姿は、凛々しく清々しい。

フライヤー

OBSERVE ♯1

フライヤーです。

背景写真は山内桂さんの映画「ホフネン」の中のワンッショットです。
映画はもちろん、写真も素晴らしいです。
演奏や映像、写真からも彼の美学=世界観が見えてきます。
新しいシリーズなのに、あまりにも山内色が強いかとも思ったのですが・・・・笑。
大好きな写真を使わせていただく事を決断し、本人に申し出たところ、快諾してもらいました。
他に2枚、山内さんの素敵な写真も載せましたので、ご覧下さい。





OBSERVE #1 

OBSERVE ♯1

2015年 2月8日(日) 17:00時(夕方5時)〜open16:30
1800円(予約・フライヤー持参)、当日2000円
Alma Studio 大分市中央町1-4-4奥川ビル3F(お好み焼ピーターハウス上)


広瀬淳二 T,sax、自作音響装置self_made sound instrument4
1955年3月生まれ
20代で独学でサックスを始め、1981年に自主制作盤「ソロ・サキソフォーン」を発表。
その後、藤川義明イースタシアオーケストラ、富樫雅彦グループ、高柳昌行グループ、初期渋さ知らズ
大友良英GRUND ZERO、植村昌弘P.O.N 等に参加する。
1980年代から自作音響装置(SSI)による演奏も始める。一時期活動を休止するも、2008年に復帰し以後、
中村としまる/芳垣安洋とのトリオ、吉田達也/伊東篤宏とのトリオ、などで活動している。
篠田昌己、内橋和久、秋山徹次、千野秀一勝井祐二、山本達久 等共演多数。
骨太で爛漫な演奏は唯一無二である。



山内桂 sax
1954年生まれ
松山の大学時代より演奏と作曲を始め、T・ホンジンガー、H・ベニンク、D・ベイリー 等の初来日松山公演を主催。以後、会社員の傍ら、地方都市の松山〜大分で自主的な音楽活動を続け、自身の音楽を磨く。
2002ねん以降音楽活動に専念する。音そのものの響きと、細胞レベルのコミニュケーションによる独自の
”サルモサックス ワールド”を国内外で展開し、着実に世界に浸透させている。
2012年には、自身初制作となる映画「ホフネン」完成。ハンガリーとバクダードの映画祭にノミネート。
2014年には2作目「ハルリ」完成。
自身の美学を追求する姿は、凛々しく清々しい。


広瀬淳二さんの23年ぶりとなる大分公演。
東京以外での演奏はほとんどなく、地方都市大分で聴けるのは滅多にありません。 自作音響装置SSI(今回は4号機)は地方では聴く機会はないと思います。 アナログでローテク(失礼お許し下さい)な音響マシーンですが、音響派と言われる人たちや、ノイズシーンの人たちに多大なる影響を与えたと思います。

スタイルというか、手法というのか?は違う広瀬さんと山内さんであるが、
自身の音楽を頑なまでに追求する姿。 迷わず流されず虚勢を張らず、堂々と自分の道を進む姿。
オープンで外に向いている音。 模倣でないエネルギーに充ちた音。
等々は本当に良く似ていると思うのです。
今回は各々のソロをたっぷり。 もちろん、共演もしていただく予定です。 

皆さんに是非とも聴いていただきたいです! 是非ゼヒぜひ!!!

新シリーズ、スタートします。

bakunoyume2014-12-02

今年の1月に感動的ファイナル(笑)を迎えた「バクまつり」。
その直後に、新たなシリーズの構想は出来ていた。
出演者も決めていた。
9月に開催された、静かなる怒涛=パラード〜SALMO MEETING SP の一連のイベントを体験し、タイトルも決まった。

見る、見守る、観察する、注視する、気づく、認める・・・・といった意味を持つ英語。
「OBSERVE observe」 オブザーブ
奏者と観客、奏者と奏者、観客と観客、音と空間・・・・いろんなカタチに当てはめてほしい。

ずっとブレる事なく、自己の美意識で独創的な音楽を追求している表現者。 
そんな、極めた人たちが表現する音楽は、愛に溢れ優しく凛々しいのです。
区別することも、対決することも、媚を売ることもない純粋な音楽は、言語や人種を超えて浸透していく筈です。

それの手助けとなるようなイベントを目指します。

『OBSERVE #1』  2月8日(日) 開催決定!
出演の2人の共通点は、四文字熟語で「唯一無二」「天真爛漫」「威風堂々」「純真無垢」 (笑)。
詳細は次回!お楽しみに・・・・

静かなる怒涛、そして奇跡の瞬間

bakunoyume2014-09-22

音楽活動に不適な大分で、常に前を向き、世界へ向けて独自の音世界「SALMO SAX」を発信している、サックス奏者/山内桂氏がディレクターを務めるイベントが9月19日から21日まで3日間行われた。
私はパラード1とSALMO MEETING SP へ参加しました。

山内さんとは30年近く親交があり、彼から渓流釣りや、アウトドアあそび〜音楽にまでわたり、多大なる影響を受けました。 この世界へ引き込んでもらった恩人であります(笑)。
こそばゆいのですが、尊敬する人生の師匠であり、大切な仲間でもあり、家族のような存在かもしれません。
もちろん、SALMO SAXのフアンでもあります。

ビッグネームのミュージシャンか、ポップな商業音楽や、バンド仲間たち同士か諸々の仲間内で「いいね!」ポチッをし合うイベントや、ジャズは文化だ!でしか盛り上がらない大分の音楽シーン※否定してる訳ではないですよ。今までの『バクの夢』のイベント見てもわかるだろうし、家で聴く半分位はジャズだしね※で、孤軍奮闘というべき音楽活動を淡々とやってきてたように思います。その間も、サルモワールドとでもいうべき音世界は、着実に世界中に拡がり、フアンを増やしていったのではないでしょうか。反面、地元はもちろん、国内においてはどうなのか?と感じていた。「よい戦略はないのか?」「派手なエンターテインメント方向へ!」「有名ドコロと一緒にやれば…」「ウケも狙ったら…」云々と思ったりした。歯がゆい思いをしたり、何もできない不甲斐なさから、一時期なんとなく彼と距離を置いたりしていた。会って話す機会があると、要らぬお節介から山内さんを不快にさせる言動もした。

今回の一連のイベントを体験して、気分が晴れたというのか、モヤモヤが取れたような気がしたのです。
私は二夜しか目撃してないが、あれだけの演奏家/ダンサーが山内さんの呼びかけに応え、片田舎大分まで集まり、素晴らしい演奏/ダンスをを披露してくれたのである。
義理やお仕事で繰り広げられたパフォーマンスでないことは、その空間にいた皆さん誰もが感じたであろう。
お互いにリスペクトしあい、信頼し合い、心の底から楽しんでいる様子が、手に取るように見えたのです。
純粋に音楽やダンスに向き合う姿。それぞれが創りだす世界と情景。斬新で独創的で迫力ある音。迷いや停滞することのない潔さ・・・・それらが止めどなく押し寄せる。トリハダが立ちゾクッとする。目頭が熱くなる。
山内さん、やっぱり間違ってなかったんだ。日本各地にこれだけ拡がっているではないか!

楽しくて気軽で、万人に迎合する音楽だけが受け入れられる時代は、終わったのではないだろうか?
求道者とは言わない、修験者とは言わない、武士とも言わない、仙人とも言わないが、音楽でもダンスでも何であれ、「極めた人」が表現する『モノ』が、今こそ必要だと感じました。それは、誠実で愛にあふれた『モノ』であるに違いないと思うからです。青臭い事言いますが、それが、どうしようもない世の中を立て直し、そして末期的な地球を救うきっかけになり、パワーになると信じています。そうでも思わなきゃ、やってられない!ってのもありますが、山内桂さん、川端一さん、藤條虫丸さん、中川裕貴さん、山崎昭典さん、安田敦美さん、松本充明さん、山口恵子さん、ryotaroさん、Martin Vognsenさん、Ryu Hankilさん 達が繰り広げたパフォーマンスを目の当たりにして、確信したのです。
本当にありがとうございました!

『バクの夢』として「バクまつり」を10回、それを含めて26回のイベントをやってきて、何となく不満というか疑問というか違和感を感じるようになった。
「オレがやらなきゃならないイベントなのか?」「このために立ち上げたのか?」「もっと紹介したり、応援すべき人がいるじゃないか」「何よりもムリしてないか」・・・・
進むべき道は見えてきました。シリーズのタイトルも決まりました。
楽しみです!

忘備録

『バクの夢』イベントを整理してみました。

拙が影響を受けた尊敬する3人に出演していただき、しかもこの3人のスペシャルバンドを演った、思い出深い「第5回バクまつり」のポスターです。※バク手書きです 笑。

1回めの「山内桂 サックス・ソロコンサートをドコで開催したか失念しました。
それ以前に、内橋和久+一楽儀光、山内桂 をやったのだが、『バクの夢』名義であったか定かではありません。


(1)山内桂 サックス・ソロコンサート 2004年4月26日(月) 


(2)J・ラッセル/豊住芳三郎 コンサート 2004年5月18日(火) @喫茶・ネイマ


(3)楽山 一楽儀光ドラびでお/山内桂 2004年7月4日(日) @県立総合文化センター・スペースBe


(4)サウンド アクト ヒブン VOL1※熊本DOI共催 2004年8月28日(土)〜29日(日) @湯布院青年の家
 出演)山内桂、一楽儀光ドラびでおTAKE-BOW、サルモバンド、ヨーグルトキノコ、K,ヨータ 他


(5)第1回バクまつり〜奇才大集合!〜 2005年11月12日(土) @AT HALL
出演)倉地久美夫、山内桂、佐々木匡士、山本達久、hugh


(6)山内桂 SALMO SAX 2005年12月26日(月) @CAFE MELLOW


(7)山内桂&M・ドネダ CD白雨発売記念ライブ※AT HALL共催 2006年2月8日(水) @AT HAL


(8)大バク発!〜キテマス、キテレツ バンド大集合!〜 2006年7月29日(土) @AT HALL
  出演)サルモバンド、O3(フラテン+山本達久)、Monster Movie、サメ


(9)東京最前線※AT HALL共催 2006年9月23日(土) @AT HALL
  出演)山内桂、tamaru、吉村光弘、高橋琢哉


(10)第2回バクまつり〜脱アングラ宣言〜 2006年11月25日(土) @AT HALL
  出演)RUINS alone吉田達也、山内桂、倉地久美夫、森本アリ


(11)中谷達也/山内桂※AT HALL共催 2007年1月27日(土) @AT HALL
  オープニング・アクト 打音だおん


(12)倉地久美夫まつり 2007年4月29日(日) @AT HALL
  出演)倉地久美夫+山内桂+山本達久、ミワサチコ、山口最中


(13)山内桂5周年企画「大阪の風」※AT HALL共催 2007年10月20日(土) @AT HALL
  出演)江崎将史、西川文章、山内桂、江上靖


(14)第3回バクまつり〜女だらけの音楽大会、ポロリは無しヨ〜 2007年11月23日(金) @AT HALL
  出演)カリフォルニアドールズ、雅だよ雅、一楽まどか


(15)ears rings吉村光弘/山内桂 九州ツアー 2008年3月8日(土) @AT HALL
  出演)吉村光弘、山内桂、江上靖、OAかとうけんご/小笠原洋


(16)日本の新音楽・西日本ツアー※rough through共催 2008年7月3日(木) @AT HALL
  出演)吉田達也津山篤河端一


(17)山内桂「祝子」先行発売ライブ※AT HALL,rough through共催 2008年7月27日(日) @AT HALL
  出演)山内桂、三代広人+安藤龍一、江上靖


(18)第4回バクまつり〜うたな(う)のだ〜 2008年11月15日(土) @AT HALL
  出演)倉地久美夫+外山明、かえるさん細馬宏通、三沢洋紀とゆふいんの森、るゥ


(19)511※AT HALL,rough through共催 2009年5月11日(月)
  出演)石橋英子とうめいロボ、ミワサチコ、ゲスト・山内桂


(20)第5回バクまつり 2009年11月28日(土) @AT HALL
  出演)倉地久美夫ドラびでお一楽儀光、山内桂


(21)第6回バクまつり〜新春ほっこりもっこりナイト〜 2011年2月11日(金) @AT HALL
  出演)倉地久美夫ふちがみとふなと、おじぎ草


(22)第7回バクまつり 2011年12月10日(土) @AT HALL
  出演)倉地久美夫+外山明、アニス&ラカンカ、mmm、見汐麻衣、ミワサチコ


(23)第8回バクまつり〜mmmちょっと長いツアー〜 2012年6月23日(土) @カフェ・トラム
  出演)mmm、倉地久美夫、ネリカート(nerino+ネネカート)


(24)第9回バクまつり 2012年12月15日(土) @AT HALL
  出演)倉地久美夫、triola、クミオラ、山内桂、ペナンペ


(25)アニス&ラカンカの きゅうしゅうツアーinおおいた〜 2013年4月7日(日) @the bridge
出演)アニス&ラカンカ、mmm、見汐麻衣、ネネカート、おじぎ草、あかしももか


(26)第10回バクまつり ファイナル 2014年1月11日@熊本NAVARO 12日@大分AT HALL 13日@福岡gigi
  出演)倉地久美夫+外山明ふちがみとふなと、Doit Science、ネネカート、平井正也、ハンダマサユキ、やないけい、藤井邦博、生野亮、まるやまももこ